成蹊大学で就職に強い学部、弱い学部はどこなのか。
大手企業・主要公務員への学部別就職率を集計しランキング化しています。
成蹊大学 大手企業・主要公務員学部別就職率ランキング
成蹊大学の2022年3月卒業者における大手企業と主要な公務員への学部別就職率ランキングです。
・大学ホームページの就職データから集計しました。
・大手企業は日本を代表する企業群である日経225銘柄、主要な公務員は国家公務員や県庁、政令指定都市職員としています。
・日経225銘柄の純粋持株会社は主な中核事業会社に置き換えてカウントしました。
・就職率は、(大手企業就職者数+主要公務員就職者数)÷就職者数で算出しました。
第4位
文学部(6.5%)
大手企業・主要公務員就職率6.5% 26/400名
■大手企業(日経225銘柄)
積水ハウス(3名)
大和ハウス工業(2名)
宝ホールディングス(1名)
静岡銀行(1名)
千葉銀行(2名)
みずほフィナンシャルグループ(1名)
三菱UFJ銀行(1名)
損害保険ジャパン(1名)
第一生命保険(1名)
東京海上日動火災保険(1名)
イオンリテール(2名)
東日本旅客鉄道(1名)
■主要公務員
相模原市役所(1名)
東京特別区(6名)
福島県庁(1名)
横浜市役所(1名)
大手企業、主要な公務員に就職している割合が最も低いのは文学部です。
文学部は就職に弱いとよく言われますがその通りの結果となってしまいました。
ただ、文学部は学問に興味関心を持って入学する人が多いと言われており、将来大手企業でバリバリ働きたいという意欲のある人は少ないのかなとは思います。
また、大手企業や主要な公務員に就職する人は少ないですが、学校の先生など教育業界に就職する人は成蹊大学で最も多いです。
第3位
経済学部(9.0%)
大手企業・主要公務員就職率9.0% 38/424名
■大手企業(日経225銘柄)
大林組(1名)
清水建設(1名)
長谷工コーポレーション(2名)
アサヒ飲料(1名)
マルハニチロ(1名)
協和キリン(1名)
沖電気工業(1名)
京セラ(1名)
日本電気(1名)
三菱電機(3名)
ミネベアミツミ(1名)
村田製作所(1名)
キヤノン(1名)
東京電力(1名)
千葉銀行(1名)
みずほフィナンシャルグループ(3名)
三井住友信託銀行(1名)
横浜銀行(2名)
りそな銀行(1名)
あいおいニッセイ同和損害保険(4名)
三井住友海上火災保険(1名)
セブンイレブンジャパン(1名)
トレンドマイクロ(1名)
楽天(1名)
ソフトバンク(1名)
日本通運(1名)
東日本旅客鉄道(1名)
■主要公務員
金融庁(1名)
東京特別区(1名)
第3位は看板学部の一つ、経済学部です。
建設業から食品、電機、金融、運輸まで、大手企業の業界の幅広さでいえば成蹊大学で一番ですね。
大手企業以外で言うと、コンサルティング会社への就職が成蹊大学の中で突出して多いことも特徴です。
第2位
理工学部(9.4%)
大手企業・主要公務員就職率9.4% 26/276名
■大手企業(日経225銘柄)
大林組(1名)
三菱マテリアル(1名)
沖電気工業(1名)
日立製作所(2名)
三菱電機(3名)
安川電機(1名)
SUBARU(2名)
本田技研工業(2名)
キヤノン(1名)
凸版印刷(3名)
三菱UFJ銀行(1名)
損害保険ジャパン(1名)
三井住友海上火災保険(1名)
富士通(1名)
サイバーエージェント(2名)
ソフトバンク(1名)
東海旅客鉄道(2名)
■主要公務員
なし
第2位は唯一の理系学部である理工学部です。
文系と違い公務員就職者がほぼいないため率は低めに出ましたが、大手企業への就職に限れば成蹊大学ではトップクラスの学部です。
院卒になると就職はもっと良くなるので、院進をおすすめします。
第1位
法学部(12.3%)
大手企業・主要公務員就職率12.3% 47/382名
■大手企業(日経225銘柄)
清水建設(1名)
積水ハウス(1名)
大和ハウス工業(2名)
沖電気工業(1名)
キーエンス(1名)
日本電気(1名)
スズキ(1名)
テルモ(2名)
千葉銀行(1名)
福岡銀行(1名)
三井住友銀行(1名)
三井住友信託銀行(1名)
横浜銀行(1名)
りそな銀行(1名)
あいおいニッセイ同和損害保険(2名)
東京海上日動火災保険(1名)
三井住友海上火災保険(1名)
野村証券(1名)
セコム(1名)
ソフトバンク(1名)
日本通運(1名)
■主要公務員
会計検査院(1名)
環境省(1名)
検察庁(1名)
公正取引委員会(1名)
厚生労働省(1名)
国税庁(2名)
国土交通省(1名)
防衛省(1名)
川崎市役所(1名)
埼玉県庁(2名)
さいたま市役所(1名)
仙台市役所(1名)
千葉県庁(1名)
東京特別区(4名)
長野県庁(1名)
福島県庁(1名)
山口県庁(1名)
山梨県庁(1名)
第1位は経済学部に並ぶ看板学部、法学部です。
大手企業にも公務員にも幅広く就職しており、まさにオールラウンダーの学部ですね!
金融業界と言えば経済学部という風潮がありますが、金融業界は法律の知識も必要なので、法学部も就職に強いんですよね。
そして、公務員への就職実績は法学部が断トツであり、官公庁に就職したいならやはり法学部一択ですね。
まとめ
成蹊大学で最も就職に強いのは法学部という結果になりました。
なお、本記事は主要な大手企業と公務員への就職に比重を置いたものです。
大手と呼ばれる企業は他にもありますし、大企業に就職することが全てではないことは留意してください。
以下まとめです。↓
- 就職の総合力が高い⇒法学部
(1位.法学部、2位.理工学部、3位.経済学部、4位.文学部) - 大手企業への就職に強い⇒法学部、経済学部、理工学部
- 主要な公務員への就職に強い⇒法学部


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